ソフトバンク、新ファンド出資で従業員に2兆円超融資へ
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幹部従業員に、報酬の一部としてファンドの投資持分を配分するのは
至極当たり前の慣行。珍しくもなんともない。
マーケットの上昇期にはむしろそれが、有能な社員をリクルーティングする際のセリングポイントになる。
さらにオプションとしてManagng Directorレベルの上級幹部に会社がファイナンス付きで投資持分を配分するのも、幹部のインセンティブや広い意味でのベネフィットとして理解されている。
繰り返しいいうが、これは投資会社の世界では、珍しいことではない。「従業員のキャッシュに頼ろうとしている」などと言われたら、孫さんも心外だろうと思う。記者は、足元の現象に引きずられる傾向がある。ファンドを組成し運用するプロフェッショナルの考えていることは、彼らにはなかなか伝わらない。
もちろん、ファンドだから元本割れもする。その場合、会社は貸付元本の免除などをしない。むしろそんなことをしたら、それはその分が報酬の代わりと見做されて、従業員はその額に見合った所得税を支払う必要がある。
先の金融危機の時に、いくつかの投資銀行でそんなトラブルも実際にあったと聞いている。
ソフトバンク は世界でも屈指の投資ファンド。
その幹部職員ともなれば、そんなことは当たり前。相手が一般投資家ではないのだから、全て自己責任で良いと思う。WSJの記者が心配することではない。相変わらず異次元。Hino Taikiさんおっしゃる通りファンドの幹部がコミットメントとしてGP出資するために会社が融資する場合は無くはないが、この規模は史上初でしょう。かつ半分は孫さんのポケットマネーって簡単に書いてるが1兆円を個人拠出と。
受ける側としては踏み絵となるので断りづらいだろうが、金額や条件にもよるが相当な勇気がいるだろう。
そもそも、ソフトバンクGは既に自社で出資コミットメントを発表しているはずだが、更に役職員で2兆円となると、仮に10兆円ファンドとして4-5割がGP出資となりこれも異例、だいたい数%から10%未満です。
強気過ぎて凡人にはとうてい理解が出来ない。古今東西、そういう人が人並外れたリターンを出すものではあるのだが。