病室にいながら“外出を疑似体験”できるVR制作サービス開始
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注目のコメント
本当に発展してほしい技術!
もともと、脳は視覚画像と実体験の区別が下手なので、動いているものを見ると自分が動いていると錯覚して、筋肉を制御しようとします。
VR技術はそれを逆手に取って、使いづらい筋肉を鍛える、神経を刺激するなど、リハビリプログラムと同様の目的が得られる可能性あり、現実のリハビリに耐えられない方には救世主ともなる技術と思います。
http://hero-x.jp/article/3947/
https://sports-and-health-amagappa.jimdo.com/2017/07/05/トレーニングで-意識する-ことが大切な理由/VRが痛みを軽減する。そんなエビデンスが少しずつ構築されつつあります。
例えば、がん終末期の患者さんは、がんからくる身体の痛みのみならず、治療の痛み、心の痛みなど様々な要因から痛みを感じることがあります。
我々はそれに対し、モルヒネを代表とする鎮痛薬を用いますが、心の痛みまでを十分に取り切ることはなかなかできません。
VRは、時に家庭環境や病状の深刻さから病院を離れることが許されないがん終末期の患者さんにとって、様々な痛みを同時に緩和してくれ、副作用がない、最高の処方箋になるかもしれません。一歩も動かずに離れた場所まで行く体験ができるということは、見方によっては「瞬間移動」したとも言えるし、本来移動にかかる時間分だけ未来へ飛ぶ「タイムトラベル」を行ったとも言える。
「物理法則の壁」は、テクノロジーと認識の仕方の合わせ技によって越えることができる。