【旋風】今、世界で「EC特化のファッション革命」が止まらない
「EC(ネット通販)専業」からスタートしたファッションブランドの台頭だ。
2010年代は、「ファストファッション」が業界を席巻したが、最近では、GAPやフォーエバー21などが相次いで閉店している。
こうした中、ECからスタートしたブランドの中には、リアル店舗を展開するブランドも生まれている。
この新潮流は、アパレル・ファッション業界をどう変えていこうとしているのか。ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓氏が解説する。
プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
D2CのPOPUPから出てきた、「売らない店舗」マルイさんもかなり前から始めてます。このポップアップの特徴はその通り売らない事がポイントなのですが、これの意味するところは顧客からするとその場で買わなくて良いのでとにかく試せる事。買い物に来ているのに買わなくても良いというのは変な感じなのですが、買わされるプレッシャーから解放された瞬間に買い物は体験に変わるのです。そして店員もセールスのノルマがないのでとにかく顧客が喜ぶ事を提供できます。この潮流の元祖がApple Storeなのかなと思っています。あとOMOかと言われるとたまたまポップアップやってるだけなのでフィジカル店舗が常設でない限りは常に試すことはできないので顧客体験としては浅いものになってしまいオフラインを気にしない状態は作れていないので違います。
あとデベロッパーがもしこの手の物を入れるなら売らないので歩合賃料から定期借家契約に移行しないと無理でしょうね。
またこの手の話しをするとどうしても夢物語になって「儲かってんの?」と言う議論が無いのでしっかりと現実も見るのも大切です。
①デジタルファストファッション、②ものづくり特化型D2Cモデル、③SNS発信型ブランド、というトレンド。企画・製造・流通それぞれに色々な特徴ありますが、とりわけ原価を公開して価格透明性をつくるというEverlaneの手法は破壊的(これ、よく既存のプレーヤーにさされないで成立していますね。。)
EC特化のファッションとはいっていますが、2000年代に創業したプレーヤーが多く、オンラインとオフラインが溶け合うOMOの潮流の中で、またファッションの中心的なターゲットユーザー層がデジタルネイティブになってきた中で徐々に普及・浸透してきたという形でしょうか。
ZOZO Suitのニュースインパクトが大きくてあまり注目されてませんでしたが、Amazon Fashionが撮影スタジオをつくるなど、動画も含めて商品情報がより充実してリアルとの情報ギャップがなくなって行く中で、まだまだファッション領域での「ニューリテール」の動きは(フード領域とあわせて)加速していきそうですね。
こちらの記事を解説させていただきました。
明らかに小売のシステムがガラリと変わり始めているここ数年。
デジタルにどう乗れるかはもちろんですが、
大量消費型から脱却した後に
顧客ニーズにどこまで寄り添えるか、がキーになっていると思います。
D2CについてはNPの「2018年の未来予想」の記事でも書いております。
https://newspicks.com/news/2726179/body/?ref=user_126786
ここからはアフターデジタルの世界で
D2Cブランドも 期間的なPOP-UP店舗をより積極的に展開し、
ユーザーとフィジカルに接点を持てるかがポイントです。
先日サンフランシスコでもD2Cブランドを集めた
「RE:STORE」(https://www.visitrestore.com/)
というD2Cブランドを集めたセレクトショップがオープンしました。
https://wwd.com/fashion-news/fashion-features/restore-brings-digital-first-brands-to-physical-flagship-san-francisco-1203232983/
この流れも注目です。
日本のデベロッパーさん、ぜひご検討を!
そして、今回の記事を作成するにあたり、ローランベルガーの福田稔さん著「2030年アパレルの未来」https://www.amazon.co.jp/dp/B07SJYFWZR/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Wn2uDbX5591ZK
を参考にさせていただきました。
これからの小売業を知るための必携の本です。
ぜひ読んでみてください!
マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか