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生活の困窮、子の健康を損なう アレルギー、歯の病気が10倍

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注目のコメント

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    総合内科医 医学博士

    生活保護の家庭といっても生活環境は様々なはずで、一概には言えませんが・・・
    喘息に関して言えば、小児喘息の発症には受動喫煙やストレス、社会経済的な地位の低さが関連するとされています。
    例えば約3000名の小児を対象としたオーストラリアの研究では、貧困層の子どもが14歳で喘息を発症するリスクは、非貧困層と比べて約2倍であったとのことです。
    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19696386

    喘息に罹患している場合、定期的な病院受診や内服薬・吸入薬の継続が重要ですが、それが難しい層の患者さんでもあり、行政や医療機関が連携してサポートしていく必要がありそうです。


  • 総合内科専門医・循環器専門医 医長

    あくまで集団の傾向であるので、個人の状況を示唆しているわけではないことを初めにコメントしておきます。


    アレルギーの発症には衛生仮説なるものがありましたが、実際には否定的な研究も多く不確かです。部屋のきれい汚いではないのかもしれません。
    https://newspicks.com/news/3551088/
    母親の精神状態はアトピーとの関連を指摘されていますし、収入と抑うつも関連は言われています。
    (だいぶ論理の飛躍がありそうなので、参考程度にして下さい。)

    食物アレルギー・アトピーともに乳児期から皮膚の保湿をすることで予防できることが知られています。
    また乳児湿疹の段階での治療介入が必要かもしれません。

    その他、例えば卵アレルギーの予防には早期からごく少量で、よく加熱されたもので始めることが予防的であり、上記の通り皮膚の保湿と並行することが勧められます。

    こういった情報の有無や、実際に保湿剤の購入などに差があるのかもしれません。


    また、ただのアンケート調査なので相関すら不明ではありますが、成人の年収と口腔衛生に関連があったとの報告もあり、やはりオーラルケアへの関心や実践についても世帯年収の関与はあるのかもしれません。


    社会で子供を育てるという意味では、こういったところにも介入のポイントがあるようにも思いますね。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    記述疫学研究は、興味のある集団の実態を知る上でとても重要なものです。このような研究のデータが基礎となり、分析疫学、介入研究へとつながり実社会に活きるデータとなっていきます。

    繰り返しになりますが、記述疫学研究はあくまで実態を知るためのものであり、何かの因果関係を証明するためのものではありません。このような結果を因果関係と直結させてしまうことは、社会を間違った方向に導く危険性を孕んでいます。本研究から「生活の困窮、子の健康を損なう」のような結論を導くことがまさにそれに該当します。本研究からわかったことは、生活保護の方にアレルギーや歯の病気の方がどのぐらいいたかということであって、それ以上のものではありません。

    一般世帯との比較をされたのだとしたら、比較対象とした群とサンプルの選び方は同等だったのでしょうか。交絡因子を十分検討されたのでしょうか。そのようなことが確認できてはじめて、関連性を計り知ることができます。


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