「1億円では足りない」 住宅ローン膨張
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35年後の世界を想像できるのか、できないですよね。
それなのに35年住み続け、ローンを返し続ける想定で購入するのは、少し想像力が足りないと思います。
個人的に、特に若い方におススメするのは、気合いで5-10年で完済できるくらいの物件を買い、完済させたらそれは賃貸に出し、もう1個買う。その際もローンは35年で組んでおけば、キツイ時は普通に返済、余裕があれば繰り上げ返済、リスクも下げられます。
完済させた物件を持つと心に余裕ができますし、賃料収入が入るので次の購入物件の返済スピードも上がります。
ある程度返済を繰り上げ、いつでも売れる状態をキープさせることは、人生の流動性を高めるためにも必要かと思います。
年収がソコソコになると良い部屋に住みたくなるのはわかりますが...。
注目のコメント
住宅価格の上昇と、融資のゆるみを感じる。
記事にあるように、一般的にローンは年収の5倍以内というのが通説だと思う(通説なので自分も根拠があるわけではないが)。
フラット35で、21~35年で融資率9割以上で最も多いのが1.62%(下記)。ざっくりと計算してみると、年収(手取り)の5倍、金利1.62%で融資を受けたと仮定。そうすると年収の20%を返済に回すと32年で、年収の25%で24年、30%で19年で返済完了。
それが例えば記事にある年収に対してマンション価格7.8倍という前提でやると毎年年収の3割返済でようやく34年目に返済完了。25%だと当初融資額の26%、20%だと56%が35年目時点で残っている。年収に対して毎年10%の返済だと、金利分さえも返せない。
マンションを買える人と買えない人の二極化が進むし、それでも買える人がいたり国際比較でいえば都市圏の割に高くはないので値上がりしてきているのもあろう。相続で家やお金を引き継いでいくことを活用したり、それをメンテナンスしていく方向にしないと生活が苦しくなっていくので、需要も新築よりリノベーションの方向に進んでいくと思う。
https://www.simulation.jhf.go.jp/flat35/kinri/index.php/rates/top一般的に最長35年で住宅ローンは組まれますが、夫婦の年収を合算したり、新築で買うことはリスクがあります。
新築は購入した瞬間から一般的には価値の目減りが始まり、戸建ならおよそ15年程で上物の価値はゼロ、土地価格だけの査定で売却することになります。
ライフステージが変化しても夫婦の年収を維持し続けられて、1箇所に住み続けられて、かつ途中発生する建物の修理やメンテナンスのコストも勘案できる家庭もあるでしょうが、変数が多すぎるように思います。