【提言】法規制を減らすために今考えなければならないこと

2019/7/21

「決闘罪」という亡霊

「決闘罪に関スル件」
決闘を申し込んだ人、応じた人などが罪に問われる犯罪である。
明治22年に犬養毅(後の総理大臣)が決闘を申し込まれたのがきっかけで制定に至った。
日本が近代化する中、いわば旧武士階級の「果たし合い」文化と決別するための法律である。
驚いたことに、この法律は「現役」である。現行法令の中では3番目に古い。