インド工科大はカーストを乗り越えるパスポート 苛烈な競争、自殺相次ぐ
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注目のコメント
しっかり取材されておりとても良い記事ですが、タイトルだけはミスリーディングです。
インド工科大学(IIT)の学生のほぼすべては中流以上の恵まれた家庭の出です。
IITは全教科英語、故にそこを目指す子供は小中高から私立の学校に行きます。この時点でそもそも低カースト、低所得の子息はまず無理です。
つまり世界人類共通の問題、所得格差が教育格差と紐づき拡大再生産している状況はインドでも変わらず、むしろ極端です。
記事にもある留保制度、現地ではリザーベーションズと言いますが、米国でいうアファーマティブアクションと同様存在しますが、その枠はごく一握りです。そして逆差別論も根強く喧々諤々議論が絶えません。
日本人からはここに書かれているように「ITはカースト定義されないから下克上できるんですよね」といった言をよく聞きます。それは間違いとは言えませんが、現実にはあまり当てはまりません。特にIITのように日本の東大の比でない合格率、偏差値のエリート校においてはその議論は全く当てはまりません。それはカーストの問題ではなく、経済格差による教育格差の拡大再生産という世界共通の問題によります。受験戦争の苛烈さでは韓国が有名ですが、インドでも熾烈な競争が。カーストにとらわれない成功の道がインド工科大学を出て、世界のIT業界に進むこと。受験生が人口の1割を占めるというインドの町で記者が取材してきました。
ものすごく詰め込みますからねぇ でも死んじゃだめ!
ご参考
https://newspicks.com/news/3990229?ref=user_1506052