シェア50%を目指すと失敗する。シェア5%企業が勝つ理由
2019/7/17
世界で成長できる時代
──前回、山口さんから既存大手の統計的な戦略より、フィロソフィの尖った企業のほうが有利な時代になったという話が出ました。
プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
山口周さんとオルビス小林さんの対談3回目は、尖ったフィロソフィーで勝負して勢いのある会社の実例が出てきます。中でも、マルニ木工のお話が秀逸です。
また、後半はオルビス小林さんが年功序列を廃止するという大胆な改革を断行した経緯が語られます。「この道30年!」という感じで、過去の経験を語る人の排除が目的とのこと。こちらも、とても興味深いお話です。
企業やブランドの存在目的。好きになってもらった結果として買ってもらうのと、買ってもらってから徐々に好きになってもらうのとでは違う。ユーザーにとっては判断の材料や情報があふれている中で、とがったストーリーやフィロソフィーがないとなかなか好きにはなってもらえないし、シェア50%をとるような資金力のあるプレーヤーを目指すと失敗するということなのでしょうね。
長年のオルビスユーザーなので興味深く拝読しました。
「ユーザー」と言っても、化粧品全てをオルビスで統一しているわけではなく、ピンポイントで特定の商品1つだけ。でも、かれこれ15年以上同じものを使い続けています。
記事の中で出てくる「シェア5%」というのはこういうケースも含まれるのかと。本当に性能が良い商品には固定のファンが付く。高性能なものなら、必ずしも安くなくても構いませんから。
マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか