【秘話】「20億人のための金融サービス」を作る日本人の野望

2019/7/8
働いたその日までの給与を、手数料なしですぐに電子マネーとしてチャージできる──。
こんなサービスを開発し、世界の銀行から引っ張りだこになっている男がいる。ドレミング代表取締役会長の高崎義一だ。
「銀行口座がない20億人に、金融サービスを提供したい」。そう語る高崎氏は、ルワンダやサウジアラビア、インドなど各地を飛び回って銀行のトップらと話を進める。今年2月にはベトナムでサービスを開始した。
世界で導入を求める声が上がっているのはなぜか。高崎氏が思い描く金融サービスの未来について、詳しく話を聞いた。