究極のエコカーだが…ホンダが「FCV」次期モデルの投入を延期する事情
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ある意味「選択と集中」である。ホンダは3つのHEV、PHEV、FCEV、EVの乗用車をすべてを自前で開発してきた。こだわりが強く自らの資源をどこに集中すべきか整理ができていなかった会社。モノ・コトづくりの会社への進化を遂げる中で、何を内でやるかの思い切った整理をし、この4月の研究所大改革となったわけだ。
FCEVの未来を考えれば、「カーボンニュートラル」を実現するためには、燃料電池と化学燃料は避けて通れない。じっくり育成する考えに変化はないが、普及のスピードを考慮すれば、乗用車FCEVを急ぐ必要はない。FCEV開発リソーシスを暫くは大型の商用車向けに集中させるということだ。トヨタも大型の商用車向けのシステムサプライヤー(スタックの切り売り)という新戦略を選択している。
東京オリンピックや北京冬季オリンピックでの燃料電池の「にぎやかし」は、大きなお財布を持っているトヨタに暫くお任せでいいのでは?水素の利用法が変わっただけ。FCVは水素の利用法の一つで、ゼロエミッション車として期待されていたが、今のホンダはその前にやるべきことがあると判断。スタックとシステムの開発は続くし、再エネを上流から考えるエコシステムに集中すると決断したのですね。車両開発はGMと密接に進められてます。
元々FCVは官庁公用車以外納入することがほぼない(税金で買い支えするだけ)上に、
販売台数はMIRAIに大きく水を開けられてますしね。
http://house-to-house.car.coocan.jp/fcv.html
新型車開発投資は無駄でしょう。
もちろん技術研究への投資は必要ですがね。