【秘訣】「スゴい早起き」を成功させる方法

2019/7/6
本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、隔週土曜日に話題のビジネス本の要約をお届けする「10分読書」。短時間で本の中身を学ぶことができ、現代のビジネスパーソンにぴったりの内容になっている。
ぜひ、週末のひとときで新たな知識を手に入れてほしい。
早起きをしたい、朝型の生活にしたい、そんな思いを抱きながらもついつい夜更かしや徹夜をしてしまうという人は少なくないだろう。
今回紹介する本の著者は朝型生活の達人だ。偏差値30台だった高校生時代に一念発起し、早朝の勉強で同志社大学、その後はケンブリッジ大学大学院の合格を果たした。
(写真:Poohz/iStock)
現在は英語教室を主宰し、海外の大学や大学院をめざす受講生たちに朝型の勉強習慣をすすめているという。
朝型生活のメリットは、早朝勉強で絶大な効果を上げることだけにとどまらない。朝型に切り替えることは、自分で時間をつくり、自分のために使っているという感覚をもたらしてくれる。
この「自分の時間を自分でコントロールできている」という充実感が自己効力感につながる。そして仕事にもプライベートにも良い影響をもたらすというのだから「たかが早起き」とは侮れない。
本書では、早起きを成功させるコツ、高いパフォーマンスを保つ生活習慣について、さまざまな方向から提案をしている。
著者の自らの体験や、専門に学んだ心理学の知見とともに説明されているので、どれも確かな説得力を感じさせる。
誰しも「これならできる」というものがきっと見つかるはずだ。
読み終われば、今まで早起きに挫折してきた人も、今度こそ頑張ろう、早起きをして自分を変えようという気持ちが芽生えることだろう。

「早起き」が偏差値30台の私を変えた