Google、オリジナルタブレットから撤退し、Chrome OSではノートPC「Pixelbook」に専念
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注目のコメント
ハードウェア事業で撤退の意思決定が早いのはすごい。サンクコストに囚われてしまいがちだけど、事業を続けると在庫も抱えてジリ貧になるところを、早めに撤退する。大企業ほどなかなかこの意思決定はできない気がします。
なお、androidスマホが世界的に好調で、文教市場でもChromebookが好調なこともあり、タブレットを無理して売らなくても良い状況になったのではとも思います。タブレット市場は撤退が相次いでおり、Apple一強の状況になって久しく、しかもここ2年ほどのラインアップ拡充で、iPadは300ドルを切るモデルから、ノートPC代替を狙う中堅のiPad Air、クリエイティブツールとしての活用も見込まれるiPad Proと、これまでにない充実を見ています。そのため、Googleのタブレット撤退もほど驚きはありません。当のAppleも2018年10月のイベントで、タブレットを既にiPadの競合から外し、「ポータブルコンピュータ」市場に属する製品と位置づけています。
PixelbookをはじめとするChromeOSを備えるノート型は、教育市場でiPad、ビジネス市場でSurfaceとしっかり競合できる機能性と価格を実現しており、こちらに集中することは正しい判断だったと思います。ただし、iPadの立て直しに時間を与えてしまった印象も拭えず、若干Googleが後手に回っているように思います。断捨離!
得意分野には全力投球、リスクがある分野はすぐ撤退。素晴らしい。
google含めたGAFAぐらいになると手をつけたら結果を出すまでやるイメージの方は多いのかな…
企業として当たり前なのでしょうがこの「撤退」を躊躇して本末転倒になってしまった日本企業けっこうありますよね…