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かばんサイズで血液浄化 腎臓病患者に救急医療

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  • 総合内科専門医・循環器専門医 医長

    現在日本では33万人ほどの方が透析を受けています。実数ではアメリカに次ぐ2位、人口当たりでは台湾につぐ2位。
    医療費問題を論じたいわけではありませんので置いておきますが、東京には3万人強の透析患者がいますので、決して稀ではありません。
    地震大国日本でならばこういった機械が役立つことがありうるかもしれませんが、透析大国日本なので透析可能施設が近隣県にもあることから搬送した方が早いかもしれません。

    急場凌ぎで必要になる人がいくらかいるのか。透析直前に地震にあったとしてもすぐに透析が必要な方ばかりではありませんし、搬送はできないけど飲水・食事ができるという状況でしか現場透析は要りません。

    また、ポンプ・透析膜だけなら場所をとらないものを作るのはそれほど難しいことではなかったようにも思いますが。

    あとは、この機械は血液を抜いて返すためのポンプと透析膜しかありませんが、透析液はどうするのでしょう。知識があれば一般的な輸液から作ることはできますが、、、

    どこかで実機見たり使われる機会を見てみないとなんとも言えませんね。人工臓器学会とかで話出てくるのかな、、、(透析は人工腎臓です。)


  • 医療従事者 救急救命士(薬剤・処置拡大認定)

    なかなかこの記事を見る方もいないでしょうが、人工透析についてコメントします。

    腎臓は血液の老廃物や有害物質をろ過し、尿として排泄する役割を担っています。腎不全になりその機能が失われると、人は生きていけなくなります。そのため人工透析によって腎臓の仕事をまかなう必要があるんです。

    ところで、人工透析にかかる時間と費用。
    みなさんはご存知でしょうか。

    “週3日(月水金曜日)”
    “一回4時間以上”
    “月に40万以上の費用”

    驚かれた方もいるのではないでしょうか。
    いかに時間も労力もかかるか分かると思います。
    医療費は高額療養費制度があるので個人負担は軽減しますが、医療費としてはなくなりません。必ず誰かが負担しています。
    しかも体調は大きく損ね、命の危険が常に隣り合わせです。


    腎不全の原因に多いのが糖尿病。
    不規則な食事、間食、暴飲暴食…私もそうですが、当てはまらない人はいないのではないでしょうか。
    糖尿病は高血圧、脂質異常症と合わさるとさらに万病の原因となります。

    「健康診断の結果」が手元に帰ってくる時期です。
    自分の健康がどれだけ時間と労力、お金節約になるかを見つめる機会になれば幸いです。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    東日本大震災の医療現場で浮き彫りになった課題の1つがこの血液透析でした。血液透析を行なっている患者さんは通常週に3回の透析を必要とします。この頻度が少なくなると肺に水が溜まってしまったり、尿毒症と呼ばれる病態を発症して意識を失ってしまったり、カリウムというミネラルが捨てられなくなり命を一瞬で奪い去ることもあります。

    震災に際し、被災地では停電により透析機が使えない、透析機が倒れて故障し使えなくなってしまったなどの問題が生じました。このため、透析患者さんを優先して被災地から首都圏の病院に移送し、透析を行うという対応が行われました。しかし、短期間で数多くの透析患者さんを日本全国の病院に移送しなければならない事態は、混乱を生みました。

    電池を内蔵した持ち運び可能な透析機の登場は、人を動かさずに透析機を被災地に届ける緊急時のオプションになりうると考えます。あくまで緊急避難なので装備もとりあえず必要最低限でこんなもので良いのではないかと推察します。


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