【西村勇哉】普通の人が天才起業家に勝つ方法
2019/6/14
アイデアの高速回転
──前回、ミラツクの未来事業を構想する方法を聞きました。従来、特にベンチャー企業では、経営者の思いつきや発想で新規事業が作られてきたと思いますが、一方ミラツクは調査データを活用し、みんなの意見を集約して未来事業を創るという方法です。どちらが優れているのでしょうか?
西村 それは、どちらにも良さがあります。
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「新しいアイデア」は存在せず、既存のアイデアとアイデア、または情報の組み合わせが新しいだけ。だとしたら、自分でリアルを見に足を運び、コンフォートゾーンをいかに脱して新しい地に身を置くかが重要だと考えます。
実際はコンフォートゾーンにいても、観点を変えると違うものが目に入ってきますね。同じ道を歩いていても、視点を上にするか、真ん中にするか、下にするかで入ってくる情報は違います。私自身はたまに、慣れた道でも後ろを振り返ってみたりしてます。
ひらめき型、やり手の起業家が、どのように頭を高速で働かせ、行動しているのか。その仕組みを見事に説明してもらいました。そして、西村さんは、情報さえしっかり集めることができれば、普通の人でも起業家に勝つことができると断言します。
情報は徹底的に手間暇をかけて、もう新しい話はないところまで集める。その背後には、興味や好奇心が欠かせないですね。
面白い記事でした!そもそもアイディア自体に価値はなく、いかにその解像度を高められるかが事業を成功させる要素だと思います。本を読んだり人に会うことで、自然と解像度を上げるための問いを繰り返すことができます。何事にも好奇心を持ち続け、本質的な問いを繰り返せる人が起業家には向いているのではないでしょうか。
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