「クレジットカードが変わった」って気付いてましたか?
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注目のコメント
最近、ICカード化が遅れていた米国のデビット、クレジットもIC化されつつあります。日本でも増えてきましたが海外、特にヨーロッパではサインではなくPINコードで決済することが圧倒的に増えているのでお出かけの際にはご注意を。
と、このコメントをするたびに新幹線の券売機で「俺がパスワードなんて覚えている訳無いだろう!」と駅員さんに激昂していた方を思い出します。PINコードを覚えてない方に非があるとしか。。。。クレジットカードのICチップ埋め込みですが、一番やる気がないと思われていたアメリカでは、一気に進みました。
この辺り、POS改修に掛かる費用が日本より安いようですね。
日本は、加盟店側はかなり進みました。難点はもう一つ端末を増やしたやり方の場合、通信時間がかかり過ぎることですね。
欧州は、一番進んでいます。
なお、欧州では完全にPin code入力に移行しているように言われていますが、例えば街中のトイレ(→欧州では公衆トイレは大抵有料)では、磁気カードが使えます。
また、小さなお店はチップオンリーですが、スーパーなどでは磁気カードも使えます。これは、欧州以外の地域のカードissuerで、まだチップ入りカードへの変更が遅れているところがあるからです。
日本でも、一部のカード会社は有効期間更新までに引っ張っているところがありますね。
あと、欧州を中心に、5,000円程度以下の買い物ではPin code入力無しで買い物が完了するところがあります。
日本のクレジットカードは、リアルタイムで利用履歴が自分で確認出来ないカードが大半なので、気をつけてください。
→デビットカードは利用通知を出していますが、メールです。
追記
太田さん、確かにアメリカではチップを読み取りpincodeを入力してから、何故かサインも求められました。→LOFTかバナリパかどちらかです。アメリカのチップ入りカードでPin番号を登録していない人がいることを想定しているのかもしれません。
でも、Walmartでは、Pinだけでした。ICチップ(EMV)対応、日本の大手で最も遅れていたのはセゾンカードらしいですがここがやっとで対応を始めたのは昨年8月。なんだかな〜。
ICチップ化により不正使用時の保障が異なる事は留意しておいた方がよいと思います。磁気ストライプを用いた不正使用はカード会社が保障してくれますが、ICチップ+PINコード入力で決済された不正使用は保障の対象とならない場合があります。ICチップ化によりカード所有者にはPINコードの管理責任が発生する事は要注意です。
また新しいカードにICチップと併せてタッチ決済用のNFC(EMV Contactless)が内蔵される場合もあると思います。日本ではブランドデビットへの搭載が先行していて、Visa等は今後全カードに搭載を義務化するようですが、これは一定額までPINコード無しで決済出来ます。
ただ「一定額」は国ごとに異なります。例えばフランスは一回30ユーロ一日3回まで、イギリスは30ポンド3回、それ以上はPINコードを求められます(同じEMV Contactlessでもバイオメトリクス認証があるスマホ決済の場合はこの制限はありません)。問題は日本で、まとまった情報が見つからないんですよね(笑)。どうやら1万円という上限はあるようです。
ここで頭に入れておくべきなのはカードの盗難時はカード停止時までこの金額を不正にタッチ決済で使われる可能性があるということです。カード盗難時のNFC決済は保障の対象ですが、特にデビットの場合は即座に引き落とされる上に保障期間や返金などの対応がクレカよりも不便です。海外旅行時などに複数カードを持ち歩く場合は使わないカードのNFC決済は止めておくことをお薦めします。