ソニーがイメージセンサーに1200億円投資、世界首位固めへ長崎に新棟
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イメージセンサーとは『光センサー』の種類の一部になります。
光が当たることで電気を発生する性質を持つ半導体や一部の化学物質を利用した電子部品です。今回のソニーさんが力を入れるCMOSは1990年後半あたりから、画質より『低消費電力』かつ『低価格』を優先する携帯電話へ採用され、大きく普及し始めた割と新しいセンサーです。
記事にはありませんでしたが、このCMOSは自動運転に向けた車載カメラや監視カメラなどのより単価の高い用途へ拡大し、その先には人の目を超えた機械に見せるマシンビジョン(ロボットなどの産業用途の画像認識)へつながると期待されているからこその、ソニーさんの投資なんでしょうね。5月のIRデーの発表では、2020年までの3年間でソニー全体で1.2兆円投資する計画で、これまでの1.1兆円からセンサー投資を増加させる方向で0.1兆円増加した(下記)。
そういう意味では自然だが、記事にあるように既存建屋内での増産ではなく、新棟建設によるキャパ増というのが新しいし、本気度を示唆している。ただ新棟で1200億円って少し小さい気もする…わざわざ新棟を建てるという点では、必要であればもっと投資をできるスペースはあると思う。
2021年稼働予定とのこと。
https://newspicks.com/news/3911043素晴らしい勇敢な判断!
過去、半導体や液晶で、投資で負けてしまった日本企業。
ある意味、「やるか?やられるか?」です☆彡