米政府、ハイテク大手への独禁法調査に向け準備
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注目のコメント
議会での調査も正式に開始されました(House lawmakers open antitrust probe into tech industry's biggest players:https://www.politico.com/story/2019/06/03/antitrust-tech-industry-google-facebook-1352388)。確かに、一足飛びに分割に進むわけではないでしょうが、超党派の問題意識である点、いまに始まったうねりではない点は、現在の米中摩擦に似ている部分があります。違うのはトランプ大統領という発火剤の有無ですが、それがなくても始まっているということは、それだけ根深い問題だとも言えるでしょう。
より大きな文脈での企業集中に関する議論については、拙稿をご笑覧ください(グーグルやアマゾンだけではない、米国で盛り上がる「巨大企業分割論」:https://newspicks.com/news/3808709?ref=user_1526037)。今日の株価下落の主要因。GAFA狙い撃ちの反トラスト法対応。
FTCと司法省で、縄張りを決めたとの報道が株価下落につながっています(アルファベット、アップルは司法省、アマゾンとフェイスブックはFTC)
今日は携帯の通知(縄張り報道→株価下落)が断続的に流れ続けましたロイターが単独取材を中途半端にリークしただけ、今更の内容で、昨年から既に断続的に観測されている内容です。
大統領令の準備も噂されています。
https://newspicks.com/news/3334241
再三コメントしている通り、この手の議論は人々が思うよりずっと長い時間がかかる話で、すぐにでも解体論が始まると言うことはありません。