レジ袋無償配布禁じる法令制定へ 環境相が表明、プラごみ排出抑制
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海ごみの拾い集めをしている立場からすると、
手始めとしては、わりと妥当と考えます
理由は、
・重量のわりに面積が大きく、実際に集めていると、集計の数字以上に目立つ存在である
・風で飛散する。……つまり「放置」が即「散逸」につながる。
・すぐボロボロになり、集めるのが面倒(最近、質が悪くなっているのもあるかも)
・外出時、ポイ捨ての容れ物として使われる……他のゴミのポイ捨てを誘発
といったところ。
他、表面積が大きいものであることから、海洋プラごみのもう一つの問題……有機物や毒性のある化学物質を表面に付着させてしまう現象が大きいのではなかろうか?
この点は私も未検証。
化学・とりわけ界面現象に詳しい方のご意見をいただきたいです。
※ホントの難物は、沿岸部では、流木や川の水嵩が増した時に流されてくる蘆や竹類なのですがね。。。けれど、何が効果的か言い出したら、キリがないわけで。
追記)
一般論ですが、海岸で拾ったゴミは、たとえ可燃物でも、燃えるごみとして引き取ってもらえません。一度海水に浸かると塩分(塩化物)が残っている、も見なされるためです。ゴミ焼却施設からダイオキシンを出すことを危惧して、断られる……という現状にあります。
なので、燃やせるからいい、と言えないのです、海ごみの場合には。
注目のコメント
そんなことまで政府が決めるのかという批判ももっともだと思うし、プラごみに占めるレジ袋比率なんて小さいのでは、という疑問も理解できますが、意識を変える象徴としては個人的には良いのでは、と感じました。
小さいころ、壊れた虫かごを持って友達と歩いていて、小さい子供にはとても持ちにくく、近くのお店(確か肉やさん)に入って「レジ袋ください」と無邪気に言ったことがあります。お店の人が「これはお店がお金を出して買ってるのよ」と言ってもらえなかったことがとても記憶に残っています。子供相手に大人げないと思う一方で、タダだと思っている子供にきちんと説明して教えるというは立派な対応だったな、と今振り返ると思ったりもします。これはディスカウントストアにとって、しいては消費者にとってかなりの痛手では?
ディスカウントストアは、割安な商品を大量に購入してもらうことで利益を上げるため、未だに無償でレジ袋を配布している店が多い。大量買いする人がいくつもエコバッグを持って来ないし、一袋数円と大した金額でもないのに損した心象を生み出すのはビジネスにとってマイナスだから。
万人に負の影響がない施策なんてないので、仕方がない部分もあるけれど、本当に環境汚染対策をしたいのであれば、レジ袋の何百、何千倍も影響度が高いプラスチック容器の削減に動くべきでしょう。
何年もかけて「レジ袋の削減=環境改善に有効」という刷り込みを行ってきて、次のステージに移行した感じ。プラスチック容器の削減を本丸に置いての今なのか、もしくはやりやすさ、社会の反発が無さそうな領域から着手しているだけなのか。
ビジネスと同じでビジョンと目標が明確だと、理解や改善がスピーディに進むんですけどね。無料化配布禁止で良いと思います。
実際にはエコバックなどの持参癖をつけることが必要で、有償だとより早く身につく印象です。
実際にスーパーなどで袋の有償化しているところもあり、バック持参など効果が出ています。
あとは価格次第でしょうか。
1〜2円だと手数料的に払う人も出て袋が無くならない気もします。
ここは10円程度取る手もあります。
環境のため、と説得しやすい材料もあるためこのタイミングで徹底出来れば良いですね。