ソフトバンク、英フィンテック企業に880億円出資へ-関係者
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サプライチェーンファイナンスのgreensillへの投資。日本だとトランザックスとか。JETROのこの資料にほ載っていませんが、イギリスのfintech業界はこれで俯瞰できます。
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/a7620baabf1d0650/20160150.pdfいわゆるインボイスレンディング、債権流動化と言われる、正直ごくありきたりなビジネス。ただしそのグローバル大手。つまりスタートアップではない。通常のソフトバンクVFの投資よりもストラテジック性が高いと推量します、つまりこれからソフトバンク投資先にバンバン貸し出すとか、そのためのレンディングファンドを共同設立するのでは。
サプライチェーン・ファイナンスは何重にも下請け構造化した自動車など製造業、プロジェクトの期間が長く入金まで時間を要する建設業などに適します。零細サプライヤー(納入企業)も、大手企業であるプライマリメーカー(発注企業)宛の売掛債権を実質的な担保に有利な与信を活用できる仕組み。中小下請け企業が多い日本にも非常にニーズの高いファイナンススキームで、一部大手銀行の「売掛債権ファクタリング」の様な形態で提供されているものの大手企業向け債権に限られ、下位零細サプライヤーの隅々まで届いていない印象。システム化にはEDI化による「モノの流れ」の把握が前提。ISDN終了によりEDIのシステム更新期が訪れており、日本でも期待される分野。