【Netflix CEO】人間はみんなユニーク、市場の人口は1人だけ
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注目のコメント
Netflixヘビーユーザーです。
Netflixのアルゴリズムと進化(毎日トップページを観ていると分かる)に驚かせられながらの、
「市場の人口は一人だけ」
響きます。
この目を持てるか、意識を持てるか。
視聴率、興行、売り上げ、フォロワーやPVに翻弄される時に、
これがあるかないかで作り上げるコンテンツが変わる。
「よい危機を無駄にするな」も本日掛け軸にして、会社にぶら下げたい。
もう本当にそう!
無駄にするか、それをも進化するための糧にするか。一見競合とみなされるようなところがなぜ敵ではないのかと言えば、それは、敵と戦ってしまうと、本来課題とすべき問題が見えなくなり、現在の競争環境にロックインされてしまうからでしょうね。
まだ事業は色々な展開可能性がある段階であり、その意味でも、今の段階から競合を定めてしまうことは、成長可能性を大幅に制約するリスクであるとも言えます。
もしも、競合との争いであれば、単純にコンテンツの「数」で争ったり、コストパフォーマンスを訴求したり、そういう結果になるでしょう。しかし、「市場は1人」という視点は出てこないはずです。
これも極めてまっとうな論理だなと思いました。
逆に、競合と競争をしてしまっている多くの企業は、あえてその視点を外してみて、世の中で自分たちの製品やサービスを購入している人々が、何を求めているのかをフラットに考えてみると、独自の事業展開が可能になる、という話でもあろうかと思います。広義の同業他社とのやりとりが印象的。実際にどう思っているかは別にして、大人な対応をしたり、それをユーモア含めてチャレンジにつなげられるリーダーは強い。
そして、データを活用すべきところは活用する一方で、データを妄信していないこと(すごい作品かの判断など)、またアルゴリズムへの一種の突き放した見方も印象的。