中国のコーヒースタートアップLuckin Coffee(瑞幸咖啡)、シリーズB+ラウンドで1億5,000万米ドルを調達——時価総額は29億米ドルに
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今年前半とも言われていたIPOへの進捗があまり順調ではない、という話をよく聞く上、記事にもあるような、資金繰りの不安を感じさせるかのような情報はたしかに最近かなり飛び交っています。
1.5億ドルの追加調達はとりあえず朗報のように思えますが、調達額を多少かさ上げして公表するのは中国ではけっこう普通ですし、ラッキンコーヒーのこれまでの成長速度や知名度からすると、今回の調達額はちょっと少ないな、というのが正直な感想です。
また、500万元の現金還元キャンペーンなど、これまでにも増してさらに派手な販促を最近展開しているのも、「本当に大丈夫かな?」という不安を増幅させています。。。
注目のコメント
中国で急成長しているラッキンコーヒー、シリーズCでBlackRockをリードとして資金調達。
先月には5・6月のIPO準備中という報道もあった(①)がどうなっていくだろうか。
ただ成長の背景でキャッシュバーンも大きく、シェアバイクと同様に持続性については注意。そのなかで前回ラウンドよりバリュエーションは増加している。
BlackRockは、世界最大の資産運用会社だがETFが大きい。FidelityやT Roweなどが非上場にも投資しているが、こういった上場企業投資がメインだった企業が大規模な未上場企業のラウンドに入ることが増加している。
株主となることで株主総会に出席もできるが、上場前と上場後のフェア・ディスクロージャーなどどう整備されているのかは気になる点。
①https://newspicks.com/news/3722882
②https://newspicks.com/news/3532418