DMM亀山会長「1社に長く勤めるのも能力だ」
東洋経済オンライン
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注目のコメント
「会社を支えてほしい」と思われる人材になるのが社員の仕事なら、「ここの社員でいたい」と思われる会社にするのが経営者の仕事。それぞれがやるべき事をやって結果として一緒にやれるなら、それに越してことはない。
一つの会社に28年もいた私が言うのもなんですが、今から思えば、本当に「一つの会社に長く勤めるのも能力」なのだと思います。
いやむしろそれこそが、実は私が持っていた数少ない貴重なスキルだったのだと実感します。
当然私だって仕事を辞めたいと思った事、そして実際に辞めようとしたことも星の数ほどあるので、結果論にしか過ぎないと言えばそうなのですが、一時の感情を抑えて、働き続けるという選択肢を選ぶことができた私自身の「能力」に、今は少しだけ誇りを持っています。
勿論これはずっと1社で働いた方がいいとか、働くべき、という話とは全く関係がありません。
でも、転職を繰り返してキャリアアップをするのが当たり前の世の中になりつつある今の世の中で、「このまま1社で働くだけでいいのかな」とちょっと不安に思っている人がいたとしたら、そんな人には「そんなことはないよ。それも立派な一つの能力だよ」といってあげたいと思います。これは本当にそう、同意します。1社に長く勤め、その中でいつもいきいきとやりがいを持ち、チャレンジを続け、その社のビジネス成長や価値創出に貢献しているのならそれに越したことはないです。転職上等のグローバル企業でも、トップやコア人材は意外と皆さん長く勤めてますよね。
問題は、そうじゃないヒトまでなんとなく勤め続ける・続けられることを可能にしているシステムだと思います。