[18日 ロイター] - 画像共有サイトの米ピンタレスト<PINS.N>が18日、ニューヨーク証券取引所に上場した。初値は23.75ドルで、新規株式公開(IPO)価格(19ドル)を25%上回った。その後、25ドルを超える水準まで上昇。終値は28.4%高の24.40ドルだった。

時価総額は約160億ドルとなり、米配車サービス大手ウーバーの上場を控え、テクノロジー企業への関心が高まっていることが示された。

売り出される7500万株の公開価格は仮条件レンジ(15─17ドル)を上回る水準で設定され、調達額は約14億ドルに上った。

ピンタレストのトッド・モーゲンフェルド最高財務責任者(CFO)は「今後数年間、われわれにできる最高のピンタレストを築き上げることに注力する」と述べた。

この日はビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM.O>もナスダックに新規上場。[nL3N22042B]

初値は65ドルと、公開価格の36ドルを80%超上回り、72%高の62ドルで取引を終了した。

ズームのケリー・ステッケルバーグCFOは、今の市場環境は非常に好ましいとし、「投資家がサービスとしてソフトウエアを提供する企業をチャンスと捉えている」と述べた。

*内容を追加しました。