【新】聖書を“ゆるく”解説する、教会のツイッターが人気の理由

2019/4/15
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたちが、時代を切り取るテーマについて見解を述べる連載「イノベーターズ・トーク」。
第186回(全5回)は、ツイッターで宗教系アカウントとしては異例の人気となっている上馬キリスト教会(東京都世田谷区にあるメソジスト系教会)が登場する。
昨年末には同教会が著者の『上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門』(講談社)も出版され、前知識のまったくないキリスト教徒以外の人でも「楽しく読める! 聖書の内容がわかった!」と好評を博している。
この書籍とツイッターを書いているのが、同教会のホームページを担当する2人の信徒、「まじめ担当」役の横坂剛比古氏と「ふざけ担当(詳細非公開)」氏だ。
「右頬を打たれたら左頬も……」の本当の意味から、イエスの生涯をわずか5行でまとめてみせるなど、難しい聖書の中身をジョークも絡めてザックリ解説する、目からウロコの「世界一ゆるい聖書の話」はいかにして生まれたのか。
そして、西洋哲学のベースになっているという聖書の教えをいま風に解釈すると、現代を生きる我々に、どのような視点や教訓が見えるのか。
本特集では、横坂氏と「ふざけ担当」氏に、仕事と生活の悩みの解消にもつながる、聖書の素朴な疑問を聞いてみた──。