【完全図解】アップル、サブスク化のすべて
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クックがCEOに就任して以降、一気にラグジュアリー路線に突き進んだアップルですが、本記事でも紹介した、ポール・ドヌーヴは2017年に去り、アンジェラ・アーレンツも来月退任と、その影は薄れています。
変わって強くなっているのがサービス事業の人材。中でも、エディー・キュー率いるサービス事業のエンジニアの多くが、動画関係の事業に続々と異動させているようで、動画事業へのアップルの本気度が伺えます。
また、今回は書ききれなかったのですが、今晩発表されるとされているサービスにニュースのサブスクリプションがあります。これにむけた布石なのか、アップルは2018年3月にTextureという雑誌読み放題のサブスクリプションサービスを買収しており、こちらも注目です。今年は、アップルの歴史でみても、大きなターニングポイントになるかもしれません。もともとそういう部分はあったにしろ、ハードウェアのプロダクトを販売する企業としてのアップルという側面はどんどん薄くなりそうです。
ただ、歴史を振り返ると、「サブスク化」の萌芽をも、スティーブ・ジョブズが生み出していたという事実に改めて感嘆します。
その大きな一歩となりそうな本日(日本時間26日午前2時)の発表、楽しみに見守りたいと思います。時系列が良くわかるNPの良まとめ。
しかし厳しい、誰もが客観的にそう感じるでしょう。
実際芽はジョブズによって昔に蒔かれていたとは言え、実態はもはやイノベーションではなくて、フォロワーとしてネットフリックスやAmazonらが犇めくレッドオーシャン市場に後発参入する形になっている事は明白です。
ロートルとしては既視感を感じるのが、ソニー。コロンビアを買収して映画をやったりコンテンツに傾倒する一方でハードウェアのイノベーションに苦戦していった。