【3分図解】アップル参入。沸騰する「動画サブスク」の全貌
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これでもか!と言わんばかりの「サブスク祭り」となったアップルの新サービス発表会。ニュース、ゲーム、動画TVとある中で、やはり一番の時間を割いたのは動画TVでした。
NetflixやAmazon Prime Videoなど、すでに業界の強者が集う中で、いかにこの市場で勝ち抜いていくのか。10人以上ものクリエイターやパーソナリティを招いた「オリジナル推し」の演出には、アップルの腐心の跡が見られました。
さらにはディズニーも参入してくるこの動画サブスク市場は、それだけのポテンシャルと魅力があるということ。アップルの戦略とともに、複雑化する一方の、動画サブスク業界の全貌を平易にまとめてみました!勝負は完全にオリジナルコンテンツですね。これは2017年で少し古いデータですが、既にNetflixは専業メーカーを凌ぐ金額をコンテンツに投資している。そして2018年は13billion、2019年は15billionを超えると言われており投資は加速する一方。アップルはどこまで本気でこの投資競争に対抗して来るのか。個人的には対抗出来るのはやはりDisneyしかいない気がします。Netflixの一番の弱みはスポーツコンテンツでDisneyはESPNも抱えているので。因みに先日、別の記事でネットフリックスのコンテンツとテクノロジーの投資割合は10対1だという報道もありました。各社のテクノロジーへの投資金額も見てみたいです。
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2017 investment in original content.
(スポーツコンテンツを除く)
Time Warner $8 billion
Fox $8 billion
Disney $7.8 billion
Netflix $6.3 billion
Amazon $4.5 billion
Hulu $1.5 billion
Facebook $1 billion
Apple $1 billion
https://www.recode.net/2018/2/26/17053936/how-much-netflix-billion-original-content-programs-tv-movies-hulu-disney-chart多くのPro Pickerの皆さんがAppleのサブスクモデルには懐疑的。でも、Appleが本気でビジネスモデルを変更しようと思ったら本業のiPhone販売も賃貸(ライセンス)モデルに変更できます。そうなれば、iPhoneは買うものではなくてサービスそのものになり、例えば2年の賃貸期間が終わったら新機種が自動的に与えられるようになります(総務省が携帯キャリアにストップをかけた月々割もAppleがやるなら止められないでしょう)。iPhoneの新機種の売上は伸びていませんが、ライセンスなら新機種に続々更新されるメカニズムになります。
現状、iPhone購入後でもソフトウェアアップデートが「無料サービス」として提供されていますが、本来であればソフトウェアアップデートを必要とするサービスはライセンスモデルに親和性があります。iPhoneのユーザー数がこれだけ多いと、多くがアンドロイドに移行せずにApple経済圏に取り込まれるのでは?