ドイツ銀行監査役会メンバー、コメルツ銀との合併構想に反対表明
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注目のコメント
発言は、ドイツ銀行の監査役としてと言うよりは、労組メンバーとしてのものに見えます。ならば、統合による経費削減に反対するのはごく自然でしょう。
欧州の大手行統合の最終承認はECBの管轄。他の大手行も、そのようなプロセスを経ています。
今回、そのECBは、ドイツ銀行の統合先として、ドイツ以外を推しているとみられています。欧州の他国から見れば、ドイツ銀行が破綻するのは困る一方、政府のバックアップの下で覇権を握るのも面白くはないわけで…
ユーロ圏内での、ドイツ vs 他国のパワーバランスを占う案件になるかもしれませんね。監査役という立場より労組という立場での反対。経営が厳しい中でトップ2行が統合すれば、経営効率改善のために人員削減が起こるのは当然想定されるべきことで、それを踏まえれば反対するのも一種当たり前。
一方で、経営が厳しい時にどれだけ早くにスリムな体制にできるかがそもそも継続性や競争力への再投資につながるのも事実。ズルズルいくほどにっちもさっちもいかなくなりがち。
ただどんな会社であっても、従業員一人一人の立場になって考えてみたときに、自分事としての人員削減というのは本当に難しい、厳しい選択。これ日本ならメガバンク二社が一社になる話ですよね‥成熟産業って三社で再編収まるものなのかと見ていましたが、これが許されるなら各国が時価総額右肩下がりの世界の金融機関で同じことが??