外部アプリの個人情報、フェイスブックに筒抜け
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データ全体主義からデータ個人主義へ
という潮流はしばらく止まりません。
正直こんなニュースは真新しさは全くなく、知っている人には何をいまさらとう内容です。
が、片手に余るデータ寡占プラットフォーマーによるデータの中央集権(全体主義)からそれを個人の手に取り戻す、という欧州を筆頭にした流れが強まっている。振り子は真ん中で着地するには時間がかかりそうです。
但し留意点、この手のデータ全体主義批判的な情報はほぼ全て発信元はFacebookとGoogleにディスラプトされている側のレガシーメディア、特に最近はウォールストリートジャーナルが多い。番記者チームを作って根掘り葉掘りやってる。
よってこの手のニュースはちょっと割り引いて見るくらいで普通の人にはちょうど良いと思います。私たちは、ちょっとの便利のために、個人の持つの重要な資源である個人データを知らず知らずして企業に渡し、そして企業にそのデータで攻略されて、お財布を開いている。
端的にいうと実は搾取されてるんですけれど、今まで無価値に見えたものに価値が見出されている状況だから気がついてないんだよな…
ルール作りが必要だよなと思う次第です。フェィスブックアカウントで登録、ログインしていなくても個人情報が抜かれているとのこと。これはちょっと怖いですね。
【一部抜粋】
・ユーザーがフェイスブックのアカウント経由でログインしていない、またはフェイスブックの利用者でなくても、同社のソフトウエアが多数のアプリから個人情報を収集している
・アプリには通常、「ソフトウエア開発キット(SDK)」として知られるコードが組み込まれており、開発者が特定の特性や機能を統合する目的で使用されている。アプリ上で共有された情報は、埋め込まれたSDKのメーカーとも共有される可能性がある
・フェイスブックのものも含め、さまざまなSDKがあり、SDKにより、アプリがユーザーの行動を理解する、ターゲット広告向けにデータを収集するといったことが可能になる