[東京 12日 ロイター] - ヤマハ発動機<7272.T>は12日、第三者割り当て増資を通じて新川<6274.T>を子会社化すると発表した。また、新川がアピックヤマダ<6300.T>に対する株式公開買い付け(TOB)を実施し、新川が会社分割でアピックヤマダと共同持ち株会社に移行することで、3社の事業を統合する。
第三者割当増資の発行価額は1株につき382円。TOBの買い付け価格はアピックヤマダの普通株式1株につき570円。
[東京 12日 ロイター] - ヤマハ発動機<7272.T>は12日、第三者割り当て増資を通じて新川<6274.T>を子会社化すると発表した。また、新川がアピックヤマダ<6300.T>に対する株式公開買い付け(TOB)を実施し、新川が会社分割でアピックヤマダと共同持ち株会社に移行することで、3社の事業を統合する。
第三者割当増資の発行価額は1株につき382円。TOBの買い付け価格はアピックヤマダの普通株式1株につき570円。
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半導体・電子部品後工程という、BtoB領域での再編。
ヤマハは、チップマウンターという細かい電子部品を基板に高速で置いていく機械を手掛ける。新川は、ボンダという半導体のチップをパッケージやリードフレームのような基板と接する部分にワイヤづけする機械。そしてアピックヤマダは半導体を樹脂に封止するモールディング装置を手掛ける。
ヤマハがお金を出すとはカッコいいと思ってしまった。総合メーカーになって後工程会社(OSAT)との関係を良くする、価格交渉力を上げるという狙いかと。
台湾系のみならず中国系のOSAT、つまりJCET(長電)、TF(通富微電)、Huatian(華天)、WLCSP(晶方)を攻めるべきときなのでタイミングが良い。
前工程と後工程の装置産業を比較すると、後工程の方がITバブル時のピークを超えられていない装置が多い、と言う記事過去ありました。
http://yunogami.net/ej/_src/1116/EJ15年1月号.pdf
後工程は手がかかるのか、大きな規模の会社が少ない印象ですが、今後もいくつかの工程の装置メーカーがまとまって再編する流れでしょうか。
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