テスラ:バッテリー技術のマックスウェル買収へ-2.18億ドル
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注目のコメント
電池というよりキャパシタ(コンデンサ)の会社だと思う。
電池に比べて短時間での充放電に強い。例えばコマツのハイブリッド建機だと電池ではなくキャパシタを使っている(下記)。左右に旋回するといった短時間での充放電があるため、電池より適していたと記憶している。
自動車については短時間より長時間の運転が基本で、これまでは電池中心のなかで、キャパシタというのが気になる。
http://www.komatsu.co.jp/hybrid/system1.html
https://www.maxwell.com/TeslaによるキャパシタのMaxwellの買収(240億円)ですか。
バッテリとキャパシタの併用事例は以下のスライドに載っております。(Maxwellは22ページ)
http://capacitors-forum.org/kaiin/capa_ouyou_2.pdf
この時期にキャパシタ・メーカーを買収する意味を深読みすると、先ずはPowerwall/PowerPackといった定置用蓄電池の調整力アップを狙ったものかと思います。
次に考えられるのは乗用車よりも高出力が求められるトラックのセミ。
しかし車載蓄電池は簡単に搭載出来ないと思うので、テスラ独自のバッテリ/キャパシタ併用アーキテクチャを開発していくのかもしれませんね。
ただキャパシタはセルごとの品質のバラつきがLIBよりも大きいと言われてますから、水冷パックのような強引な方法は取れない。ということでMaxwellを買収したとも言えそうです。マックスウェルは自動車メーカーやエネルギー会社向けに電極、蓄電システムを開発している会社とのこと
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO40896530V00C19A2000000?s=1
テスラは電池システムの生産効率を上げて、他社の追随を許さないようにするつもりなんでしょうね。