【実録】なぜ安価なカカオ豆が、素晴らしいチョコレートに化けるのか

2019/2/3
衝撃的な味のする、チョコレートを創りだす起業家がいる。
世界中のカカオ農園に足を運んで、1年間のうち約4ヶ月を海外のカカオ豆の産地などで過ごす。そこで見つけた良質なカカオの味を、極限まで引き出して、1枚のチョコレートに落とし込む。
リンゴのような華やかな酸味、オレンジのような爽やかな果実味、ナッツのような香り──。
添加物を使わず、最小限の素材で作る「引き算」の製法にこだわる。その思想から名付けたブランド名が「Minimal-Bean to Bar Chocolate(ミニマル)」だ。
NewsPicksはミニマルを立ち上げたβace創業者の山下貴嗣氏にインタビュー。第1話につづいて、続編となる第2話を掲載する。