1秒も飽きさせないストーリーテリングは 「サウナ」に学べ
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注目のコメント
相手の同意を得たい話をする時は、出来るだけ相手の経験上共感出来そうな「例え話」を加える事にしている。
「OO社と△△社のM&A、進まないですねー。恋愛期間が長すぎると結婚出来ないかも?」
「好きな女性の事は色々知りたいでしょ? なんでお客さんの研究しないの?」
などなど。。。
1番簡単なのは恋愛や男女の話で例えることだが、最近はセクハラリスクがあるので、慎重になっている。サウナでストレスを加えて、水風呂で解放する。
スポーツでもギャンブルでもほとんどの快楽はこれと一緒でサウナ人生の縮図。
ストーリーを共有できるかはスポーツ格闘技もそうで、ただ試合をしても共感できないので、いかに背景、物語を伝えることができるかだと思います。映画においてもよく「主人公に感情移入できなかった」という批評があり、この記事の内容とまさしく同じことが言えると思います。
ただ、「感情移入や共感、イメージできるかどうか」というのは「そのストーリーがその人の経験や価値観とリンクできるかどうか」だと思うので、「誰に対してのストーリー」なのか、という視点も重要だと思います。
その意味では、サウナの「温めて冷やすことで得られる快感や効能」のような単純なストーリー、映画で言えば「最愛の恋人が病気で死んでしまう」のようなストーリーテリングが万人ウケするやり方だと思いますが、価値観の多様化した現代社会においては、万人ウケを狙うのではなく、しっかりとターゲットを設定した上でのストーリーテリングの方が、成功する場合もあると思います。
事実、私自身「恋人が最終的に病気で死ぬ」的なストーリーの映画は、感動はすれども能動的に見たいとは思いませんし。