焦点:中国のハイテクベンチャー市場新設計画、国内勢が熱視線
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中国にしてみたら、兆を超える時価総額の中国IT企業の上場市場がほとんど米国、という今の状況を、すぐは無理にしてもいずれ変えていきたいと思っていることが根本にあります。
中国IT企業が米国IPOを目指す理由の一つに、赤字でも上がれる証券市場が今は実質米国のみ、ということがあります。特に、規模拡大がまず最優先で、競合を潰すまでは赤字を掘り続けることが是とされるビジネスモデルが一般的な中では、この点が重要なポイントになっていることは確かです。
もちろん赤字上場を認めるだけでは魅力的な市場になり得ませんが、このような上場市場をめぐる中国国内の試行錯誤は、今後も続いていくと思います。おそらく、短期的にはNasdaqに上場している中国企業が中国上場に上場替えする受け皿としてという事でしょう。
既存の市場を改革するより新しく作る方が進めやすいって事な気はします。個人的にはあまりピンとこない。
巨大企業は流動性ゆえに香港などを狙っていくだろう。逆に新興企業については、記事にあるように既にChinextなどがあるなかで、流動性が課題。新規市場について、それをどう変えるのか?
資金調達についても、これだけユニコーンが誕生していて、未上場の赤字企業でもかなり調達しやすい状態と聞く。であれば、赤字で上場して、そもそも多産多死の性質を持つもので多くの国民を一種巻き込むことのリスクもある。