スマホで貸付ファンドに投資できるマーケットプレイス「Funds」をクラウドポートが公開
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クラウドポート代表の藤田です。資産形成分野の技術革新によりロボアドやテーマ投資など、エクイティ投資に関する環境は随分と良くなってきた一方で、デット投資の機会を提供するfintechサービスがあまりなかったので創りました。貸付ファンドのマーケットプレイス「Funds」です。
ひとつの口座で多種多様なテーマの貸付ファンドに1円単位で投資ができます。ファンドを組成する企業の対象を上場企業やそのグループ会社、VCの出資を受けているスタートアップなどとすることで、不正が生じる可能性をできる限り入り口で抑えています。
将来的には、個人向け社債市場を代替、補完するようなサービスになれたら良いなと思っています。サービスを開始するに至った背景や想いを綴ったので見ていただけたら嬉しいです。
https://note.mu/yfujita/n/nd3948046c9f8マッキンゼーで同期だった、天才・柴田創業のクラウドポートの新サービス。
昨年はソーシャルレンディング関連のトラブルが耐えませんでした。既存のクラウドポートの比較サイトに掲載されているような商品で、果たしてスクリーニングに耐えうる商品が十分にあるのかと疑問に感じていましたが、対象はBB以下の格付けも含む社債とのこと。やはり変えてきたのですね。
既存のソーシャルレンディング市場ではなく、個人向けの社債市場を開拓するという点で、よりダイナミックな挑戦だという印象を受けます。
https://newspicks.com/news/3115382
今までのソーシャルレンディングだと、案件のリスクを負っているのか、それともソーシャルレンディング事業者自体の倒産リスクを負っているのか、投資家から見ると不透明なケースがほとんどであったと思います。
どれだけ表面的な利回りが高くても、ファンド運営事業者自体のデフォルトリスクを負っているのであれば、全くリスクとリターンが合いません。
その点、クラウドポートはマーケットプレイスに徹し、ファンド運営とは切り離されている点は、大きな違いではないかと思います。クラウドポート自体の倒産リスクを心配する必要はありませんからね。
事業自体のオペレーション云々以上に、一般消費者のお金を投資に呼び込むことができるかどうかの方が、より大きな論点だと思いますが、スケールし得るだけの需要を喚起することができるのか、興味深い取り組みだと思います。面白い!社債と同等の金融商品が購入できる!?制度設計とハイテク分野の掛け算があるからこそのサービスですね。個人投資家向け社債市場は日本での普及は難しい、市場が育たない限り情報の非対称性は高いまま‥と思っていましたが、これは衝撃!