【現場発】ソニーの発明から30年、電池革命に挑む「スゴい奴ら」
コメント
注目のコメント
ソニーは1991年、世界で初めてリチウムイオン電池を商用化したイノベーター企業でした。それはハンディカムに搭載され、あらゆる家電やモバイル端末に搭載されるようになりました。ソニーの電池は高いクオリティで長らく知られており、福島県郡山市や中国、シンガポールなどに生産拠点をもっていました(現在は村田製作所に売却済み)。
時を経て2019年、毎年バッテリーを搭載する端末はスマホから電気自動車、ドローンまで激増していますが、そのエネルギー密度の進化はここ数年は年率10%ほどであり、劇的なイノベーションは起きていませんでした。そこを30年ぶりにブレイクスルーしようと、注目を集めているのがこの米国のベンチャーです。
Bloombergの最近の記事でも、テスラと並んで、米国でもっとも注目すべきだと紹介されていた異端の電池ベンチャーについて、Quartzのオリジナル記事をぜひご一読ください。エネルギー密度が上がるとそれだけ管理が難しくなる。リチウムイオン電池もマネージメントミスると爆発したりする。その部分がカギになりますな
固体電池と併せて、負極財まわりが最近注目を集めている印象。
一番注目されているのがSi系で、①のSila Nanotechnology(投資家にTDK系のATLも出資)などがある。ちなみに負極材の世界シェアトップうは現在は日立化成だと思う。本材料については、容量が大きいメリットと、劣化が早いデメリットというトレードオフ。回数的には、二次電池的な使い方より一次電池的な使い方が主になるか。
Li電池の仕組み自体は②のNP編集部のインフォグラフィクス記事が極めて分かりやすいので、併せてご参照いただきたい。
①https://newspicks.com/news/3318449
②https://newspicks.com/news/2810308