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コメント
注目のコメント
この2人の対話をタイトルだけで、斜め読みすると見誤る。それくらい意味のある深い会話をしているので、ぜひ全編読んでほしい。ファーストムーバーが適切に動くと強い、けど動かないことが多いからラストムーバーが勝つこともある。スケールは何よりも重要だけど、突っ込みすぎても良くないこともある。発言の断片を切り取ると矛盾していることだらけに聞こえるけど、起業はそんなものw
彼らが言っているのは、適切な市場で、適切なタイミングで、適切なプロダクトを、適切なチームで、適切なスピードで展開できれば成功する!そりゃそうだw この適切を熟知しているのが彼ら。そこを学んでいきたい市場の参入時期は、勝敗の要因にはならない。(チャンス期間内なら)
検索市場では、先発Yahooに後発Googleが勝利したし、フリマ市場では、先発ヤフオクに後発メルカリが追い抜いた。
結局、勝敗の要因は「サービスの品質」。
(という理由で、LINEではChief Service Officerという役職が設置されたらしい)
=引用=
ビジネスが成長をつづけ、ビジネスを取り巻く環境が大きくなりつづければ、そのビジネスは本当に価値があるということになる。この力学に狙いをつけなければならない。
これは僕が「ラストムーバー・アドバンテージ」と呼んでいるものだ。チェスで言えば、エンドゲームから始めるようなもので、最後に動いた者が勝つというわけだ。
ただ、指数関数的に成長していくビジネスに関しては、先発企業が最後まで勝ち抜く場合もある。「ターミナルバリューが事業価値の75%とか85%を占めていた。つまり会社の価値の8割は、10年以上先、2011年より先の未来のキャッシュフローからやってきていたというわけだ。
これはどういうことなのか? 簡単に言うと、会社の価値のもっとも重要な部分は遠い未来にあるということだ」
ターミナルバリューについて考えだすとややこしくなります。
が、企業価値とは、成長性と安定性から算出されるもの。
だから、期待できる領域で、成長し続ける会社をいかにつくるか、それが大事だという話だと理解しています。