日経平均株価 去年の年末比で値下がり 7年ぶり
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大納会28日の東京株式相場は小幅に反落です。
日経平均株価は62円安で3日ぶりの反落となりましたが、2万円はどうにかキープして今年の取引を終えています。
米国株はNYダウが260ドル高と続伸したものの、「前日750円高、2万円台回復」の翌日で、利益確定売りが先行、119円安から始まりました。
年末年始休暇が海外より長く、特に年始の海外発の悪材料に備え、ポジション調整が優勢でした。
プラスに切り返す場面もありましたが、4年ぶり安値圏で推移する上海株の弱さを横目に、2万円に出たり入ったりで方向感なくもみあいました。
週を通せば151円安で4週続落です。
「ブラック・クリスマス」の暴落1010円安、水曜には19000円割れまであって、2万円へ値戻して越年です。
2018年の相場は1月と10月に24000円台につっかけましたが、「米中貿易戦争で世界経済は減速する」懸念に最後は囚われ、10月と12月に急落するなど、波乱の幕引きです。
前年比でのマイナスは2011年以来7年ぶりです。
来る2019年は世界や中国の減速懸念、米中貿易戦争(新冷戦)、欧州や中東の混乱など予想される中、国内では御代替わり・G20・ラグビーW杯などイベント満載の千客万来イヤー、アベノミクスの進化(真価)が正に問われる年となりそうです。
私見では今年以上に乱高下ながら、海外比で相対的には案外と適温感もある年になると予想しています。
今年は年末年始も長く、国内市場は休みでも海外市場の動向には注意要ですね。
p.s
大納会行って着ました(西野監督、男前で格好良かったです)。年明け大発会はJPXはじめ業界関係者は揃いの半被着る見通しです。
~皆さま、好いお年を!日経平均-0.31%、TOPIX-0.50%、マザーズ-1.74%、REIT+0.48%。
9時半過ぎに一瞬だけプラスになった以外は一日マイナスで推移した大納会。業種別にも医薬品-2.32%、小売ー2.24%、石油石炭-1.96%、サービス-1.53%、電ガスー1.41%とディフェンシブ系が下がっており、お金が抜けている印象。個別ではZOZO-11.18%、RIZAP-4.02%など今年を騒がせた銘柄の下落も大きめ。
1年間及び最後の四半期の騰落率は下記のようになる。
日経平均:年-12.08%、四-17.02%
TOPIX:年-17.80%、四-17.78%
マザーズ:年-34.06%、四-24.61%
JASDAQ:年-21.99%、四-18.21%
REIT:年+6.74%、四-0.12%
まだ米国市場は今夜、そして来週月曜日は残っていますが、今年もお疲れさまでした。