東証、一時1万9千円割れ 荒い値動き、終値は171円高
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将来の株価を当てるのは至難のワザです。今年の正月から春先にかけての年末の株価を予想する記事を振り返ってみます。智剣・OskarグループCEOの大川智宏さんは1万9500円と予想していました。これはゴルフで言うニアピン賞になるかも知れません。
景気循環についての権威として知られる三菱UFJモルガン・スタンレー証券の嶋中雄二さんは2018年10月~12月を2万6000円と予測していました。こうした強気の見方は当時、エコノミストの間では多数派だったと思います。
当たり外れは別にして、株価は経済の体温計でもあります。来年が本当に心配です。
https://diamond.jp/articles/-/164096日経平均+0.89%、TOPIX+1.12%、マザーズ+2.49%、REIT+0.96%。
後場にマイナス突入して一時1万8000円台に突っ込んだが、最後30分ほどで400円弱ほど戻してプラス。最後30分というのは日銀タイム(と、それを期待した動き)ではあるが、これだけ連日下がっているなかでは自律反発する日も必要。
ダウ先物も戻していて、2時過ぎには-200ドル以上だったのが今は-130ドルほどに戻している。今日の米国相場はどうなるだろうか?アジア株は中国がプラマイゼロ近傍なのを除けば、いずれも下げており、韓国は-1.3%ほどの下げだし、-1%前後の動きが多い。
日本株、業種別にはゴム製品-1.34%、食料品-0.30%、保険-0.22%の3業種を除けばプラスで買戻しの様子。プラスで強かったのは精密+3.00%、空運+2.20%、ガラ土+1.92%、石油石炭+1.71%、サービス+1.60%。
個別ではファストリ-0.92%、ソフトバンクG-1.36%の日経平均構成銘柄トップ2つで30円ほどの寄与をしているのが、日経平均とTOPIXの差に寄与している。
ちなみに下記記事は米株についての分析記事。今回の下落は四半期で見てかなり悪いが、過去の大きな下落後に1年・3年・5年リターンがどうなったかという分析。
長期では過去プラスになっている。ただ大規模な下落は久し振りで、過去は大きい下落は続くことが多く、複数回下落した後の方が当たり前だが投資妙味は大きい。
https://newspicks.com/news/3558752/TOPIXのPERは11x台に入り、若干割安感も出てきた。クレジットバブルの発生は限定的で、流動性が詰まる要素も無く、欧州のG-SIFIsが救済にでもならない限り、リーマンショックの様な事にはならなそう。
ただ、日本の株式に投じられている個人資産約200兆円の内、2兆円がソフトバンク株に振り向けられ、それが瞬間的に2500億円の含み損になった投資家心理の冷え込みが癒えるには数か月掛かりそうだ。