【川上量生】N高の実績を見せて日本の教育を変える
コメント
注目のコメント
「教育を変える」という言葉は正しい表現ではないと思います。N高は教育のあり方自体を変えているのではなく、大人の教育を一部のテックリタラシーが高く、従来の義務教育の環境では頑張れない/評価されない若者に、新たな道を創っているという印象です。カリキュラムの強弱や創造性に対する熱の入れようは教育機関としては突出して斬新だし、この環境だからこそ突き抜ける子がいるのも事実だと思います。
ただ万人のためのソリューションではない。否定している訳ではなくて、これ「も」ありだし、他のやり方「も」ありで、今後更なる選択肢の提示が増えていくはず。
教育は統一から分散へ、つまり色々な選択肢が増えて行く世界になって行くと思います。情報の可視化により世の中の多様性が周知認知される中で、合わせて教育にも多様性が必要になってきているのではないでしょうか。ストアカの藤本さんのおっしゃる通りで、N高は教育を変えるというより、教育に新しい選択肢を作っていると捉えています。そして、それで良いと思っています。
スポーツやってる高校生に受験以外の進路の道があるのと同じように、様々な進路と教育が社会にできていけば、これまでのような不幸は減っていくと思います。
そもそも公教育含めて絶対的な正解はないわけですから、個人の成長にとって最適な教育機会を選択でき、トータルにデザインしていけるような社会を作っていくことが大切だと思います。知り合いの子がN高に入ったらしい。
子どもたちに、こうした選択肢があることは嬉しいことです。
「実績は不要でコンセプトだけでよかったんだと、それほど切実に生徒は自分の誇りを保てる場所を必要としていた」
閉塞感のある現状を打ち破るコンセプトに人は引き寄せられるし、そうしたビジョンを示せる人や企業が少ないことの裏返し。
とても納得感があるし、N高の状況が気になっていたので、いま読めてよかったインタビューでした。
N高のミッションは、シンプルでありつつ、通信制高校の課題解決に向かっていて、素敵です。
①最高の教材を提供する
②コミュニティをつくる
③生徒が誇りを持てる学校に