冬のボーナスランキング、1位は280万円超え
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これを「良いニュース」と捉える方が多いと思うが、それは違う。
経営層が「基本給のアップ」を嫌がっているから、ボーナスで還元しているということ。
もちろんボーナスだけでも増加すれば短期的には経済に好影響だけど(増加しないよりは)、
結局ベースアップがないと継続的な消費の拡大およびデフレ脱却は期待できない。
だって、社員のみなさん、
「今季はたくさんボーナス出しますよ!でも基本給は上げられませんよ!あとボーナスは各期の業績に連動するので、来季はどうなるかわかりませんので!!」
って言われて、継続的に消費増やそうと思います?過去最高という見出しや何年連続で増えているといったベクトルとは切り離して、水準に関する議論が必要です。
冬ボーナスは83万円と金融危機前の2007年以来の高さになったとのことですが、民間企業の経常利益(法人企業統計)は2007年の60兆円/年から足元では80兆円/年レベルに達しています。
それにスライドさせると、今冬のボーナスは110万円くらいになっていてもおかしくない。
企業収益と従業員の所得がリンクしない真因(人口動態、業種格差、雇用形態、働き方改革、ガバナンス)の特定と対応が必要に思われます。毎月の給与が削られてボーナスとしてもらえるのが良いか、ボーナスが無くて毎月の給与が削られないのが良いか。
人それぞれだと思いますが、自分はボーナスらしいボーナスはここ何年ももらっておらず、その生活に慣れてしまっているからか、ボーナス無しも悪くないと思っています。
毎月の計画が立てやすいし。
急に多くのお金が入ってくるとドーンと使っちゃおうとなる心理は消費を促すには良いのかも知れないけど、ボーナスを生活費としてアテにする人も少なくは無いと思うので、なんだかなぁと思います。
ボーナスは本来、特別給与であり、業績に連動して支払われるべきだと自分は思っているので、殆どの会社のボーナスはボーナスにあらず、って感じでしょうか?
もらえるかどうか分からない方が、もらえた時嬉しいと思うんですよね。