貯蓄性保険は本当に必要か
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市場を一気にとるフェーズでない限り(これに該当するのはAmazonとか)、機能を色々と盛り込んである商品は、金融商品に限らず割高になる。
ある商品を作るにはコストがかかる。そして、ほかの商品と共有できるコストと共有できないコストがある。
他の商品と共有できるコストや、あとは共有しておくことによるユーザーメリットが大きいうち(例えばGoogleのシームレス感)は、利便性やコストにおいて複数の商品をまとめる(バンドルする)ことが合理的になりがち。
一方で、それが多くなりすぎれば、実際にはいらないことにコストがかかっていたり、利便性の改善につながらない状態になりがち。また、そうなっているほど、提供企業としては一体化したものの色々なところでマネタイズ余地がある。
貯蓄性保険は、人間がお金を失いたくないという心理を活用している商品(あとは場合によっては税制)。
保険は基本的に長期のもので、長期ゆえにリスクが平準化される。一方で保険会社からすれば、長期で市場より低コストで調達できて、調達期間と同じで貯蓄機能より高いリターンの金融商品に投資をすれば、鞘抜きができる構造。所得があって「生命保険料控除」を使いきってなければ、強くオススメします。
何故ならば、サラリーマンの場合、毎年「年末調整」という形で、保険料支払額の何%かが還付されるからです。
私は新生命保険料控除の枠をほとんど使ってなかったので、毎月1万円の積立をする生命保険に入りました。
その結果、生命保険料控除として年間3万円ほど所得控除が増えました。(元々1万円ほど使用してた為)
この3万円に私が適用される所得税率を掛けた金額が、年末調整として返ってくるようになりました。
仮に適用される所得税率が10%の場合、3,000円が年末調整として戻ってくる計算です。
12万円の積立で3,000円って、年利2.5%です。
元本保証で、かつ、この少額での積立で、この年利はとてもオイシいです。
例え積立期間が10年だとしても、金利は毎年、年末調整として支払われるのも大きいです。私も必要ないと思っているのですが、銀行は系列の会社とタグを組んで、猛烈に売り込んで来ます。
ですから、どうしても銀行に行かなければならない時は、14時以降に行くようにしています。