中国で「無人クリニック」が発表される。 ソフトバンクも出資するハイテク企業
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現在、医療では、血液データ、レントゲンなど「検査」は人間の仕事ではなく機械が担っていますが、「診断」も機械の仕事になる日はそう遠くないと思います。診断ってアルゴリズムですから元々AI的なものと相性がいい訳ですし。
問題は責任とか倫理とかテクノロジー以外の側面でしょうか。
ただ、テクノロジー以外の問題をしっかり考えることはすごく大事なんですが、そうこうしている内にその辺はざっくり、どんどんトライ&エラーを繰り返していける国に今後遅れをとってしまうんじゃないか。そんなことを予見させる現象です。例えば診断基準が明確でシンプルな病気、薬局で買える薬剤でも対応できるような軽症の病気には、このような自動診断が有効な可能性が高いと思います。待ち時間の短縮、医療コストの削減など、一気に有益性をもたらす革命となる可能性も秘めています。ただし、汎用される際には、確実に安全性の検証を行っておく必要があると思います。
中国からこのような画期的なテクノロジーが報道される一方で、ニューヨークタイムズ紙からは、その影とも言えるような一面も報じられています。
https://newspicks.com/news/3456009/
進化を遂げるテクノロジー、画期的な新薬、膨大な医療費、複雑化する医師患者コミュニケーション、信頼関係。未来に期待が膨らむ一方で、複雑に絡み合う多因子のバランスを一医師としてこれからどうとっていけばよいか。より良い現場をつくり、支えていく責任と不安も感じています。平安好医生(平安健康医療科技)のオフィスにはこの実機がしばらく置いてあったようですが、とうとう街にお目見えしましたね。
日本ではソフトバンクが目を付けていますが、東南アジアではGrabとジョイントベンチャーを作って遠隔医療サービスに先鞭をつけており、かなり存在感があります。
2億人ユーザがいるグッドドクターアプリは、この3年で問診データを大量に貯めており、狙いはここで書かれている「AIドクターによる初期診断」。簡単なものであれば、リモートで診断が完了でき、その上リモートで薬が届くという医療の自動化が画策されています。
普通にモバイルあれば出来るはずなので、このスタンドはどちらかというと見せ球的に認知を取るための、トレンドに合わせたプロモーションだろうなと思います。
「私は平安保険が好き」とユーザに言わしめる(実際調査したら本当にユーザが言っていた)のは、この好医生(グッドドクター)が大きな役割を占めています。細かくは以下にまとめてあります。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34827170R30C18A8000000/