厚労省:医師処方薬、配送可能に
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老々介護の在宅医療の現場、地理的な問題のある地域、薬局の営業時間になかなか薬をもらいに行けない多忙なビジネスマン。様々な理由で、薬が処方されても、「まだもらっていないので飲めていない」ということは現場で多数起こっています。オンライン服薬指導と処方薬の配送はこうした問題を解決してくれるはずで、選択肢としてあって良いものだと思います。
例えば米国のニューヨーク市は、紙の処方箋を全て廃止しています。処方箋は電子的に送られ、配送を希望する方はオンライン薬局にそれを送信するというプラクティスがすでに行われていました。
以前出演したラジオ番組でもお話ししましたが、face to faceのコミュニケーションが減ることによる弊害などもないわけではないと思います。ただ、それ以前の問題を抱えている方がいらっしゃることを考えれば、このIT時代に選択肢として持たないということは考えにくいと思います。
オンライン薬局の考えうるdownsideについては、以前コメントさせていただいたものもご参照ください。
https://newspicks.com/news/3236643/大きな前進ですね。海外事例だと、Uber eatsのようなデリバリーフードが広まり、そのデリバリーネットワークを使って医薬品配送も併せて実施しているケースがよく見られます。
同じやり方じゃなくてもいいですが、一般家庭まで如何に広まるか、如何に早く届くかを実現する必要があるので、デリバリー網の発達に、より強い期待がかかります。
海外の取り組み(主にアジア圏)は以下。
https://newspicks.com/news/3424144/
https://newspicks.com/news/3331088/
https://jp.techinasia.com/2018/09/01/grab-launch-online-medical-consultations-medicine-delivery-appointment-bookings/オンライン薬剤指導と薬郵送で全く問題ないでしょう。
自身も薬局で待って薬をもらいますが(医師であることは明かさず)、調子を聞かれて、処方通りに使うように言われて、笑顔でお大事にと言われるだけですから。
患者さんの待ち時間、医療機関で拘束される合計時間を減らしたいと個人的には思っているので、そこには光明です。
また、ビジネス的にはこの流れが強まると、流通を持ってるところがまた強さを見せますね。もちろん医薬品ということでの規制があるので、そこを乗り越えないといけませんが。
飲み合わせに問題ないか、お薬手帳をカメラで撮ったら答えてくれるアプリやQRコードでアプリで手帳ごと管理したり、飲み忘れた時の対応などを教えてくれるものがあったらいいですね。現状でもネットで調べればわかるといえばわかりますが、一般の人から見たらわかりづらさは否めませんし。