三菱重工 MRJで債務超過子会社に2200億円規模の財務改善策
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最近も機密情報を持ち出した疑惑をふっかけられてる三菱。
色々と社内のオペレーションだったり資金繰りが難航している様子。
水谷社長も2020年の初納入は絶対に守ると断言しているので、なんとか頑張って欲しい。
https://www.asahi.com/articles/ASLB143SSLB1OIPE01C.html
そして開発費の見積もりが1千億円台後半だったのが6千億円規模となっているのはちょっと甘かったのでは。So what、という感じ…
Boeingなどと違い、既存機種がない。Boeingなどでも新規機種の開発は費用先行で、それをその後回収していく形。売るものがなければ赤字しか生まれないし、開発が計画より長引けば債務超過になるのは時間の問題。
ちなみに、例えば787については開発費は330億ドル(3.5兆円)と、圧倒的に大きい金額をかけている。
重要なのは、計画通りに行っていないなかで、これから開発をどうしていくのかということ。
三菱重工の子会社で、債務超過だからといって、既にある負債を履行しないで清算するなんていうことはしないだろう。ただ、現在の債務は履行しても、サプライヤーにとってはどれだけ売れるかで収益性が変わる。
そこについて、元々粘る方針だったし、そうであれば別に債務超過解消するために資本注入するのはいつかすること(DESではないのは、三菱重工に対する負債だけだと十分な財務改善にならないからではないかと思う)。
航空機の開発にともなう会計の話は下記Pickなども併せてご参照いただきたい。
https://newspicks.com/news/1219774
https://newspicks.com/news/1402747