米アマゾン、最低時給上げ=1700円に
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この最低時給を見て「え、高い。。」と誰しも感じると思う。1ヶ月に200時間働けば、アルバイトの最低給与ですら34万円/月 になるわけです。めちゃくちゃ高い所得です。
ところが。日本でアメリカの給与の高さを論じる際には必ず「アメリカは生活費も高いからね」という謎の説明がある。これはたしかに真実ではあるが、それはつまり東京との経済格差が開いている証左であり、なんの説明にもなっていない。給与が高いから生活費が高いというのは、東南アジアから見た東京と同じ構図なのです。
アメリカの所得格差は引き続き課題ではあるけれど、最低時給で34万円も稼げることはすごいし、アメリカや中国の成長と比して、東京は後塵を拝していることには危機感を持ちたい。
参考
全米各地の最低時給についての記事(州法など独自ルールにて、15USD/Hour などが都市部ではカリフォルニアやニューヨークがある)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160402-00010000-bfj-intNYだと、マクドナルドの時給もほぼ同じくらい。
篠塚Proが指摘されているとおり、私も日本と諸外国の経済力格差が気になります。海外からみたら日本の様々なものを安く買い叩けるということ。
海外でまともなランチをとろうと思ったら2000-3000円も珍しくない。ワンコインで十分な食事がとれる日本は、その価格でランチを提供できる企業努力には感服するものの経済が回ってないということとほぼイコール。
逆に中古市場は自動車でも住宅でも、海外と比べて大幅な値下げ。その分、日本は価値を失っている。
NYも最低時給15ドルに。全米に拡大する最低時給引き上げは何をもたらしたか?(2015年の記事)
https://hbol.jp/53157「米アマゾンがアメリカにおいてどうなのか」という事と「日本とアメリカの賃金の差」は分けて考えた方がいいと思う。
経済力の差はもちろん開いているのですが、それよりも日本の企業がそこそこ儲かっていて人材不足と言われる中で賃金上昇が緩やかなことが気になります。
また労働力不足を外国人労働者で補おうとしたり安さを売りに観光で稼ぐような国になってきているようで心配です。デフレマインドから早く抜け出して「良い物をそれなりに高い値段で売って儲ける」って商売人が増えてきて欲しい。