【最終話・真山 仁】田中角栄とロッキード事件に挑む
NewsPicks編集部
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注目のコメント
「これでいいのか」という問題意識をもち、徹底的に取材し、一生書きつづける。並大抵の精神力ではありません。
一石を投じて波紋を広げる。その行為には勇気がいります。
だから、真山フィクション、真山ノンフィクションには、人を動かす力があるのですね。ボクも動かされているひとりです。この連載、本日最終日に一気に読みました。一本筋が通っていて、読後感がじつにすがすがしい。もう少し読みたい気もするのですが、それがいい記事の特徴なのでしょうね。
ロッキード事件は知り合いのご親族が逮捕されたりもしたので、人を殺したわけでもないのにあの感じのいいオジさんが捕まったのはなぜだろう?と子供心に気を揉みました。文藝春秋の立花隆氏の連載も、石原慎太郎氏の「天才」ももちろん読了。面白いのですが、どれが真相なのかは藪の中という印象があり。真山さんの手にかかると田中角栄とロッキード事件は、どんなものになるんだろう。人に見えないものが見える。正義感が全て。そこに期待しています。
ちなみに真山さんの作品は「ハゲタカ」も好きですが「ベイジン」もいい。中国で仕事をした経験のある人は、間違いなくうなずく箇所多数です。