【菅義偉】私には、秋田の農家の血が流れている
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菅さんの官邸での記者会見を見ると、そこには「静」のイメージがあります。何事にも深慮し、慎重で、物事を俯瞰する。どっしりとした対応が与える安堵感は、多くの国民が持つものでしょう。
しかし、実際、菅さんに会い、菅さんの取材を進めて行くと「超多動力」の人だったのです。
森の小動物のように俊敏で、足が速く、視野も広い。
どんなことにも関心や好奇心を持ち、正義感や憤りを感じれば、それを言葉にする前に問題解決のための行動に移す。一人シンクタンクと呼ばれるほどの情報と分勢力を持ち、その身体性は、類稀な持久力を持つマラソン選手と「フロントサイドダブルコーク1440」のトリックを鮮やかに決めるスノーボーダーを併せたような凄さです 笑。
次は、許されるならば、長時間の帯同取材に臨みたい。菅さんのポテンシャルの全てを知りたいと思いました。ふるさと納税について。「日本人が何らかの形でひとつに繋がれないか」という想いが官房長官にあったこと。それが秋田の農家で生まれ、今は横浜から国会議員になった経緯から生まれたことを知りました。
私は、東北や愛媛の被災地を支援していますが、ふるさと納税が被災市町村を支えています。また「子ども宅食」事業では、全国の方から文京区の低所得家庭を支えて頂いています。確かに、日本人が一つに繋がる流れを、ふるさと納税は生んでいるように思います。功績に偏ってますが、時間をかけてインタビューに答えるのは素晴しい。
「政治家にはヘイトして良い」なんて空気はマスコミが作ったもの。
それを「叩かれるのも仕事のうち」と甘受してきたのは政治家の方々です。
結果、政治は支持合戦から叩き合戦になってしまいました。
愚痴やヘイトでガス抜きになればいいのですが、往々にして逆です。
愚痴やヘイトで不満は抜けない。逆に溜まっていく。
このようなスローな語りであれば、主張に反対の人も、反射でなくスローな批判で対応する事になります。それはより建設的な批判になり得ます。
ですので、私はこの特集はとても良いと感じます。