【直撃】寿命「160歳」を目指す男。壮絶な実験の物語
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ハンリー博士の話を聞いていると、どこまでが実際に行われていることで、何が将来の可能性なのか、曖昧になるくらい、聞いたこともない「イマジネーション」が飛び出してきました。インタビュー後の帰り道は、天空から下界に降りてきたような感覚でした。
実際に人が数百年も生きることが可能になったら?
子供、人間が増えて、食糧問題が起きるのでしょうか。でもそうなる前に食物の遺伝子を編集しているので、問題は起きないのでしょうか。
博士が、超長寿が可能になった社会について一つだけ疑問をなげかけていました。それは、地動説を唱えたガリレオに反対していた人たちが今の時代も生きていたらどういうことが起きるのか?ということでした。
時代が変わるということは、人の生命に終わりがあり、世代が交代する、そして人の考えも変わっていく、ということを考えてみると、確かに、どうなってしまうのでしょう。
今回のインタビューは「可能性」についてのお話ですが、全く全てが仮定でないというところに期待と怖さも感じます。
物理的に160歳まで生きられるかも。
かつてネズミとゾウの寿命を研究する人がいたが、ネズミはゾウほど長く生きられれない。しかし、数、サイクルの速さで、ネズミは長く地球にいた。ゾウより生命力が旺盛だった。
ネズミがゾウと同じ寿命を持つようになっていいのか、という問題も出ている。
昔、人間は70歳では古希であり、今は普通だった。
すでにあまりにも長寿となってきた。
本当は60歳で一つの循環過程として終了するのもいいことだろうとも思われる。
この一週間ずっと病院で危篤のお婆ちゃんんを見ている。救急室におり、周りの人がポツリポツリ亡くなっていくのを見てあまり長く生きれていることは意味があるのかと感じる。
あまり長く生きることでその苦痛、孤独も見てきた。
長生きはいいとはあまり思わない。洪さんの写真が、味わいを深めています。
アメリカでは、ゲノム編集などを使って、個人で実験を進める「バイオハッカー」のムーブメントが、盛り上がっています。植物の改良や、細胞を使ったアートなどたくさんありますが、一部の急進的な人たちは自分自身を実験台に遺伝子を改変して、その効果を検証しています。
「もはや人間は遺伝子の奴隷ではない」とまで主張する人も。ハンリー氏は、バイオハッカーではない、と主張していますが、その究極系かもしれません。
それにしても実験の様子が凄まじすぎる一方で、「ノーベル賞の科学者たちは、自分の体で検証してきた」とど真面目に語っている様子をみると、こういう方が科学の一線を超えていくのかもしれない、と感じました。