テスラ、上海に工場建設へ＝米国外で初、関税回避も狙いか
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注目のコメント
計画するのは自由だが・・・。
もう少し真面目にコメントする。
テスラは無理やりフリーモントの組立工場でテントの仮設組立ラインまで増設してようやく週5,000台ペースの目標を遅ればせながらに達成したところ。中国で年産50万台ということはそのまま数字を受け取れば、週1万台の量産体制を中国に敷くという意味でもある。フリーモントの生産体制ですらなかなか立ち上げられなかったテスラが中国でならうまくいく、というのはちょっと信じがたいが…。また、中国で作ればもちろん値段は下がるので、今ほどの高価格帯で販売しなくてもよくなる。
テスラはつい先日、関税の絡みからモデルSを84万元に値上げしている。1350万円、庶民にはとてもじゃないが買えるクルマではない。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO32753300Z00C18A7MM0000Teslaが中国に工場を作ったとして、電池をどう調達するかがキーになる。
①のパナの記事でコメントしたが、電池は米中の関税対象であり、当たり前だがEVの基幹部品。そして現在協業をしているパナも、中国で大連工場が3月から稼働しているが、まだ1年以上の生産実績がないためホワイトリスト入りしていない。
1年以上の生産実績ができたらホワイトリスト入りできるかというと、EVも電池も国策化しているし、そう簡単ではないと思う。そしてもしパナが入らなければTeslaは関税がかかる高コストの電池をギガファクトリーなりから輸入する（Teslaの中国工場で自動車の組み立てをやることでその関税は回避できても、電池原価部分はコストアップ）か、CATLやBYDなりから調達するか。でも、電池はレシピ含めて繊細だと思うし、他社から調達をどこまでできるか。
もちろん、皆様がコメントされているそもそも工場マネジメントを米国でさえもかなりギリギリ（テントは言わずもがな、労働環境調査も入っている、②）、またそもそも資金はどうするのか（③）というのもある。
①https://newspicks.com/news/3161295
②https://newspicks.com/news/3153225
③https://newspicks.com/news/3065857
