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大陽日酸、米プラクスエアの欧州事業を買収 6438億円

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  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    大型の買収。文脈としては、記事にあるようにPraxairがLindeの買収認可を取るためにシェアが高い地域の事業を売却するのに伴う買収。
    会社開示は①。EBITDAに対して約12倍(総資産と純資産の差は少なく、負債はあまりなさそう)。

    産業ガス業界は、元々Linde・Air Liquideがトップを争い、PraxairとAir Productsが次を争う業界で、グローバルにはこれら4社、また日本においては大陽日酸とエア・ウォーターが買収をしながら成長してきた。というのは、ガスを輸送できる範囲が決まっている(オンサイトのもあるが)ので、商圏単位でのシェアが重要なため(②のPraxairがLindeの買収を発表した際にもう少し細かくコメントした)。
    大陽日酸は、過去にはAir LiquideがAirgas買収に伴って放出した米国事業を買収していて約600億円ほどの金額(③)。当時は大陽日酸の買収の中で最大規模だったが、今回のは桁が違う。
    大陽日酸の現在の有利子負債は約3000億円、純資産は4000億円、EBITDAで約1000億円。買収金額を考えると相当にレバレッジをかけてきそう。ただ手元資金とブリッジローンで買収を行い、その後借入・社債・ハイブリッドファイナンス等で借り換える予定で、エクイティは予定していないとのこと。
    過去には、ソーラーが盛り上がった時にEvonikと薄膜太陽電池に用いられるモノシランガス工場を作ったが、その後ソーラー市場が一気に価格下落し、薄膜型も厳しくなり減損。そのタイミングで、三菱ケミカルの傘下と入り、現在は三菱ケミカルが50.57%保有となっている。

    https://www.tn-sanso.co.jp/jp/_documents/news_87285252.pdf
    https://newspicks.com/news/1962211
    https://newspicks.com/news/1633270


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    東京国際法律事務所 代表パートナー 弁護士

    企業結合審査の過程でカーブアウトされる事業というのは、売り手が本当は売りたくないけど売らざるを得なくなっているものなので、優良案件である可能性が相対的に高い。

    もっとも、メインディールのボトルネックとならないよう、カーブアウトディールはかなり急いで進められるため、買収検討については時間的制約が大きく、超迅速な対応が求められる。

    このように契約締結は急がされる一方で、クロージングのタイミングは、元ディールの結合審査次第ということになるので、不透明性が高い。

    加えて、メインディールの結合審査が通らなかったりしたものなら、カーブアウトディールもクローズしないことになるため、リスクは高い。

    ただ、優良物件を買えるチャンスはそうそうないので、日本企業のチャレンジを支えていきたいと思う。


  • Takeda Pharmaceutical, Finance Director

    大陽日酸は、海外の事業展開をM&Aを通じてうまくやっていますよね。

    なお、本記事とは関係ありませんが、大陽日酸は魔法瓶のサーモスの親会社であることは、あまり知られていない事実だと思います。(魔法瓶を世界で初めて作った会社だそうです。)


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